第47回 日本神経内分泌学会学術集会[The 47th Annual Meeting of Japan Neuroendocrine Society]
第47回 日本神経内分泌学会学術集会[The 47th Annual Meeting of Japan Neuroendocrine Society]

プログラム

10月30日(土) 第一会場(レセプションホール)

8:55-9:00

開会挨拶

9:00-11:15

国際シンポジウム

「Integrative control of physiological responses by neuropeptides」

  • 座長:尾仲 達史(自治医科大学医学部生理学講座 神経脳生理学部門)
  • 高浪 景子(国立遺伝学研究所 マウス開発研究室)

Mechanisms involved in sex-specific programming of the brain and behaviour by prenatal stress

  • Paula J. Brunton
    Centre for Discovery Brain Sciences, University of Edinburgh, UK

Threat stimulus-driven lateral septal neurons control cortical state

  • Todd E. Anthony
    Harvard Medical School

Roles of oxytocin receptor in allogrooming behavior toward socially defeated cage mates in mice

  • Yuki Takayanagi
    Division of Brain and Neurophysiology, Department of Physiology, Jichi Medical University

Central psychosomatic neural pathway driving stress responses

  • 中村 和弘
    名古屋大学 大学院医学系研究科 統合生理学

Chronic stress and multiple inflammatory axes

  • 古屋敷 智之
    神戸大学 医学研究科 薬理学分野

11:20-11:50

教育講演 臨床

  • 座長:伊達  紫(宮崎大学フロンティア科学総合研究センター)

iPS細胞を用いた革新的下垂体疾患モデルの作成と病因・病態解析

  • 高橋  裕
    奈良県立医科大学 糖尿病・内分泌内科学

12:00-12:50

ランチョンセミナー1 大塚製薬株式会社

  • 座長:有馬  寛(名古屋大学大学院医学系研究科 病態内科学講座 糖尿病・内分泌内科学)

低Na血症はなぜ難しいのか? ―症例から学ぶ病態・診断・治療 Update―

  • 高橋  裕
    奈良県立医科大学 糖尿病・内分泌内科学

13:00-13:40

授賞式

特別功労賞、学会賞、川上賞、若手研究助成金

13:45-14:25

川上賞受賞講演

  • 座長:西  真弓(奈良県立医科大学 第一解剖学講座)

末端欠損型ESR1変異体の構造-転写活性化連関とエストロゲン感受性腫瘍悪性化への関与

  • 石井 寛高(2020年度)
    日本医科大学 大学院医学研究科 解剖学・神経生物学分野

自己免疫が関与する下垂体疾患の研究

  • 岩間 信太郎(2020年度)
    名古屋大学医学部附属病院糖尿病・内分泌内科

オキシトシンの多様な機能とオキシトシンの分泌を制御する因子

  • 高柳 友紀(2021年度)
    自治医科大学 医学部 生理学講座 神経脳生理学部門

14:30-16:10

若手研究奨励賞(YIA)審査口演

  • 座長:坂本 浩隆(岡山大学理学部附属臨海実験所)
  • 堀井 謹子(奈良県立医科大学 第一解剖学講座)
Y-01
ヒト疾患特異的人工多能性幹細胞(iPS細胞)からのバソプレシン(AVP)神経の分化誘導による家族性中枢性尿崩症(FNDI)のin vitro ヒト疾患モデル
  • 尾崎  創
    名古屋大学大学院 医学系研究科 糖尿病・内分泌内科学
Y-02
オレキシンとBMP-4のマウスAtT20細胞におけるPOMC発現調節の検討
  • 藤澤  諭
    岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 腎・免疫・内分泌代謝内科学
Y-03
ニューロメジンB受容体を標的としたACTH産生下垂体腺腫の新規治療法の探索
  • 関崎 知紀
    北海道大学大学院医学院・医学研究院 免疫・代謝内科学教室
Y-04
内側視索前野の性的二型性を確立するニューロンの形態学的特性、生理機能および性差構築機構の解析
  • 森下 雅大
    埼玉大学 大学院 理工学研究科
Y-05
トランスクリプトーム解析が浮き彫りにするGH産生下垂体腺腫の新たな発症機序
  • 竹下 沙希
    奈良県立医科大学 糖尿病・内分泌内科学
Y-06
雄ラット視床下部腹内側核オキシトシン受容体ニューロン系による食欲と性欲のスイッチング機構
  • 立石 沙也加
    岡山大学理学部附属臨海実験所
Y-07
視床下部-下垂体-甲状腺系の責任中枢は視床下部室傍核である PVN特異TRHノックアウトマウスの作製と解析
  • 近藤 友里
    群馬大学大学院医学系研究科 内科学講座 内分泌代謝内科学
Y-08
Estrogen receptor α (ERα) gene polymorphism results in loss of maternal care in mice
〈ERα遺伝子多型による養育行動の変化〉
  • Mallarapu Lalithadevi
    国立遺伝学研究所 マウス開発研究室
Y-09
ゴナドトロープ細胞における時計遺伝子およびBMP分子の機能的役割
  • 副島 佳晃
    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 総合内科学
Y-10
神経障害性疼痛モデルラットにおけるバゾプレッシンの発現動態および鎮痛への関与
  • 馬場 一彦
    産業医科大学 医学部 整形外科学

16:20-18:00

次世代の会(NGENES)シンポジウム

「New waves in neuroendocrinology ー多様な動物種から探る神経内分泌現象ー

  • 座長:佐藤 貴弘(久留米大学 分子生命科学研究所)
  • 亀田  啓(北海道大学大学院医学院・医学研究院 免疫・代謝内科学教室)

アリの社会性行動と環境適応を支える分子メカニズムの解明

  • 古藤 日子
    産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門

光環境が発達期の脳に与える影響

  • 原口 省吾
    昭和大学 医学部 生化学講座

下垂体アデニル酸シクラーゼ活性化ポリペプチド(PACAP)の外分泌促進作用とその作用機序

  • 中町 智哉
    富山大学 学術研究部 理学系

多能性幹細胞を用いた神経内分泌器官作出と機能解析

  • 加納 麻弓子
    東京大学医科学研究所 幹細胞治療部門

脂肪細胞におけるグルココルチコイドの新たな役割
―脂肪細胞特異的グルココルチコイド受容体欠損マウス、副腎皮質機能低下症患者の解析からー

  • 林  令子
    公益財団法人 日本生命済生会 日本生命病院 ニッセイ予防医学センター、糖尿病・内分泌センター

18:05-18:35

臨床神経内分泌優秀賞ポスター審査口演

  • 座長:大塚 文男(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 長寿・社会医学講座 総合内科学)
P-01
病理所見に基づき再手術を施行したlow GH acromegalyの一例
  • 中里 一郎
    国際医療福祉大学 三田病院
P-02
不明熱の精査より診断した高齢特発性ACTH単独欠損症の1例
  • 上枝 礼佳
    岡山大学病院 卒後臨床研修センター
P-03
第三脳室星状細胞腫治療の15年後に生じたAdipsic diabetes insipidusの1例
  • 大塚 晴佳
    名古屋大学医学部附属病院 糖尿病・内分泌内科
P-04
非機能性下垂体腺腫を伴った偽性クッシング症候群の1例
  • 山本 紘一郎
    岡山大学 大学院医歯薬学総合研究科 総合内科学
P-05
プロピルチオウラシル内服中に無顆粒球症、MPO-/PR3-ANCA陽性となったバセドウ病の1例
  • 松本 直也
    奈良県立医科大学 医学部 医学科 糖尿病内分泌内科
P-06
褐色細胞腫摘出後に劇的に意識障害が改善した1例
  • 馬井 智大
    奈良県立医科大学 糖尿病内分泌内科

18:35-19:10

ポスターセッション(2階ギャラリー)

19:10-19:20

若手研究奨励賞授賞式

19:30-20:15

イブニングセミナー(食事付き)

  • 座長:西  真弓(奈良県立医科大学 第一解剖学講座)

「東大寺1300年の歴史に学ぶ~コロナの時代に~

  • 森本 公穣
    華厳宗大本山東大寺清凉院住職

10月30日(土) 第二会場(会議室1・2)

12:00-12:50

ランチョンセミナー2 帝人ヘルスケア株式会社

  • 座長:岡本 新悟(岡本内科こどもクリニック、畿央大学)

先端巨大症とTSHomaの薬物療法

  • 榑松 由佳子
    奈良県立医科大学 糖尿病・内分泌内科学

14:25-15:15

一般講演(下垂体)

  • 座長:有馬  寛(名古屋大学大学院医学系研究科 病態内科学講座 糖尿病・内分泌内科学)
O-01
下垂体有窓型内皮細胞におけるフィブロネクチン-インテグリン系の役割
  • 中倉  敬
    帝京大学 医学部 解剖学
O-02
ラット下垂体中葉側Marginal Cell Layer細胞によるホルモン産生細胞供給の可能性
  • 堀口 幸太郎
    杏林大学 保健学部
O-03
化合物スクリーニングを用いたACTH産生下垂体腺腫に対する新規治療標的の検索
  • 伯田 琢郎
    京都大学大学院医学研究科 糖尿病・内分泌・栄養内科学
O-04
マウス ES 細胞由来視床下部神経の正所性移植と軸索投射の解析
  • 河田 美穂
    藤田医科大学 医学部 生理学講座1

15:20-16:10

一般講演(ストレス)

  • 座長:田中 雅樹(京都府立医科大学大学院 医学研究科 生体構造科学)
O-05
幼少期の隔離飼育は成体マウス視床下部正中隆起のタニサイト―血管境界域の構造に影響を与える
  • 竹村 晶子
    名古屋市立大学大学院医学研究科 脳神経科学研究所 神経発達・再生医学分野
O-06
反復社会的敗北ストレスがマウスの報酬獲得意欲に与える影響
  • 遠藤 のぞみ
    奈良県立医科大学 第一解剖学
O-07
FGF21は社会的敗北ストレスによる抑うつ行動を減弱させる
  • 吉田 匡秀
    自治医科大学医学部生理学講座神経脳生理学部門
O-08
発達期におけるBTBR自閉症モデルマウスの血漿コルチコステロン濃度とストレスに対する神経応答
  • 野津 仁志
    奈良県立医科大学 第一解剖学教室

16:15-17:05

一般講演(栄養・代謝・糖尿病)

  • 座長:岩間 信太郎(名古屋大学医学部附属病院 糖尿病・内分泌内科)
O-09
出生前および出生後の栄養介入は低出生体重ラット仔のストレス誘発性グルココルチコイド反応を正常化する
  • 根本 崇宏
    日本医科大学 生理学 生体統御学
O-10
加圧加熱処理タンパク質の長期摂取が社会性行動に及ぼす影響
  • 萬成-笹川 誉世
    奈良女子大学 生活環境学部 食物栄養学科
O-11
腎癌に対する免疫チェックポイント阻害薬併用療法により糖尿病ケトアシドーシスを発症し、その入院中にACTH分泌低下症を発症した1例
  • 家坂  光
    北海道大学大学院医学院・医学研究院 免疫・代謝内科学教室
O-12
認知症の発症・進行における脳インスリンシグナル の役割
  • 田之頭 大輔
    国立長寿医療研究センター 研究所 統合神経科学研究部